■ ICLが向く人、向かない人 ■
眼科学会のガイドラインでは、ICLの適応については
・ICLを行なってはならない(禁忌)
円錐角膜
活動性の外眼部炎症
白内障
ぶどう膜炎や胸膜炎に伴う活動性の内眼部炎症
重度の糖尿病や重症のアトピー性疾患、免疫不全疾患
妊娠中または授乳中の女性
浅前房および角膜内皮障害
・ICLを行うか慎重に決定するもの
緑内障
全身性の結合組織疾患
ドライアイ
円錐角膜疑い
になります。ですが、これは医学的なものであり、医学的にICL適応があってもICLを行わないほうがよい方がいます。私の個人的見解ではありますが例を挙げますと、
・極度に神経質な方
・知人に勧められICLを受ける気になったが、自分自身はメガネ・コンタクトで全く不満がない方
などは満足度が下がる傾向にあるようです。他にも職業やライフスタイルにより一人ひとり変わってきますので、当院ではICL前に丁寧な検査を行い、ICL適応が本当にあるのか検査を行なっております。その為、検査内容が多く、日を変えて2回以上の検査があり時間がかかりますが、大事な目ですのでしっかりと検査を行い、良い結果を出すためですのでよろしくお願いいたします |